美術展のついでに群馬県高崎市を再訪。富岡製糸場に行く時も高崎を通ったし、今年は何回高崎に来てるだろう。
今回は景観重要建造物を見に行きました。
群馬音楽センター
アントニン・レーモンドの設計
財団法人山田文庫
山田勝次郎・とく夫妻が私財を提供して創設された私設図書館
外観を撮影しようとしたら、この日は開館日で、中から「どうぞ上がって下さい」と声をかけられました。母屋の奥の書庫も見せていただきましたが、大量の本がきれいに並ぶ様は圧巻でした。
茶室も見せていただきました。よそから移築されたものだとか。
『数寄です!』(山下和美著)を読んだ後なので、天井や床の間を興味深く拝見しました。たぶん私よりも、元大工の棟梁だった父が見た方が、木材や技術について詳しい事が分かると思います。
床の間の天袋は、なんとカーブしている!
網代天井
過去にもここへ建築を見学にきた人がいたとか。私なんかただの素人なのに、貴重なお話を聞かせていただいたうえに、お茶までいただき、本当にありがとうございました。こんな素敵な建築の中にある図書館を利用できるなんて、高崎の人いいなあ。
山田家(旧山源漆器店)
吉田家(旧釜浅肥料店)
その裏手にはレンガ造りの建物が
以下、街中で見つけた建築。
岡醤油醸造
山田文庫のそば
旧特許事務所か
ヴォーグ美容室と旧倉上商店
山田家の隣
茶舗水村園(看板のみ)
高崎の町めぐり見学コースになることも
金澤屋
中島クリニック隣の蔵
椿食堂
豊田屋旅館
山田文庫で中山道の地図をいただきました。場所によって道幅や雰囲気が違うので気づかなかったのですが、歩いてきた道(古い建築を見つけた場所)は、ほぼ中山道でした。街の中心部は道路を拡張していました。
高崎、いいところでしたヽ(=´▽`=)ノ
次回は「ふるカフェ系」のお茶屋さん(こちら)に行ってみようかな。山田文庫のスタッフさんもお勧めしていたし。
高崎の建築:
中山道つながりで: