谷中(こちら)、根津(こちら)の後は千駄木にある島薗邸へ。かの「団子坂」の途中から奥に入った通りにあります。
島薗邸は、第1・第3土曜日に公開されます。入場料300円。ボランティアの方に館内を案内していただきました。
庇下のレリーフは、昭和初期に流行したスパニッシュ様式の意匠か。
外と同じ模様が、玄関天井部にも見られる。
玄関脇の窓。来客を見られるよう、あえて1枚透明なガラスになっている。
設計者の矢部又吉は、銀行建築の設計で知られる。
居間のランプの笠は、雲母でできている。
サンルームを和館の縁側から眺める。
欄間が独特ですね。
増築された2階部分へ。
正面奥の白い板は、建築当時の雨戸
この洋間の向かって左手にステンドグラスがあるのですが、昭和16年(太平洋戦争)ということで、なんと戦闘機と軍艦がデザインされています!
調度品も素敵でした。
この近くには、旧安田楠雄邸もあります(2019年11月頃まで休館中)。