建築の島

建築とマンホールデザインのブログ

ふるカフェ系ハルさんの休日 温泉津

(画像は番組HPより)

 

www.nhk.jp

録画しておいたものを視聴。

今回ハルさんは、世界遺産石見銀山の積み出し港として栄えた島根県の温泉津(ゆのつ)を訪れる。ここは、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

 

昔ながらの温泉地に突如現れた洋館は、柱の装飾の彫刻部分も木でできていて、ちょっと擬洋風建築味がある。オーナーによると、大正時代にこの洋館を建てるため、大工さんに「神戸まで見に行かせた」とか。これが関東甲信越だと、大工さんは横浜に洋風建築の見学に行くのだが、西日本だとやはり神戸なのか。

大正時代って、鉄道も一等車、二等車、三等車のように分かれていたから、温泉の客室(更衣室)もお客に合わせて分かれていたんだろうな。更衣室の天井が折上天井だったり、アンティークの調度品だったり、優雅な雰囲気。でも、木造だったので温泉施設としては色々難があり、昭和30年代で使うのを止めた。


このカフェ「内蔵丞」は、2007年に訪れました。同じ日の午前中は石見銀山へ行き、「群言堂」でランチを頂き、その後タクシーで温泉津まで移動しました。「内蔵丞」でお茶休憩しましたが、温泉には寄らず(ちょっともったいなかったかな)。

内装がゴージャスで(←語彙力)、店内の写真を撮りたいのはやまやまでしたが、さすがに他のお客さんもいるし、とてもじゃないけどハルさんみたく「写真撮影、いいですか?」とお願いする勇気はありませんでした。

温泉津もそうですが、石見銀山の辺りの家屋も、赤味のある独特の「石州瓦」を使っています。

 

【追記】

石見銀山「群言堂」で思い出しましたが、系列店である東京・西荻窪の「Re:gendo」(りげんどう)は、過去に「ふるカフェ系ハルさんの休日」で登場しました。関東だし、こちらもいつか行きたいな~。

www.gungendo.co.jp

 

【関連記事】

iledelarchitecture.hatenadiary.jp

iledelarchitecture.hatenadiary.jp

同じ頃にロケをしたんでしょうか。

www.nhk.jp